保育士1年目 心がけたいこと

記事内に広告が含まれています。

こんにちは、フリーランス保育士のふくだけいごです。保育士1年目の方、ようこそ保育の世界へ。これから奥の深い保育の世界へと進んでいくわけですが、始まって早々に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。今回は保育士1年目の方向けに「新人が心がけるべきこと」をまとめてみました。「何をどうすればいいのかわからない」「毎日しんどい」という方は参考にしていただけたらと思います。

元気のよい挨拶が基本中の基本!

まずは挨拶。これは基本中の基本です。保育の世界に限らず、社会人として基本的なことではありますが、保育士は挨拶をする頻度が多いのです。出勤すれば同僚の先輩たちに、子どもたちが登園してくれば保護者と園児一人ひとりに、一日に何十回と挨拶をする機会があります。

1年目の保育士に求められること、それは保育が上手くできたり仕事が早くできたりすることではありません(もちろんできればそれはより良いですが)。挨拶を始めとする社会人としての基本姿勢なのです。言い換えればこれができれば1年目としてはクリアなのです。

少し怖い話をすると、保育の世界では職員が他の職員を評価することが多いのです。特に新人は「できる新人」「普通の新人」「できない新人」と振り分けられてしまうことが珍しくありません。「できない新人」として見られてしまうと、段々と風当たりが強くなってしまうこともあるのです。そうすると保育園での居場所がなくなってしまいます。これが必ずしも良いこととは言えませんが、実際そういう世界なのです。

逆に「普通の新人」以上であれば、多少人間同士ですので相性の良し悪しはありますが、極端に風当たりが強くなるということはありません。その「普通の新人」以上になるには、まずは挨拶です。挨拶ができる人であればまずは最低でも「普通の新人」扱いしてもらえます。

どのように挨拶をすればよいか?

ではどのような挨拶を心がければ良いでしょうか。
当たり前と言ってしまえばそうなんですが、元気よく、そして回数は多いくらいでも構いません。

出勤時であれば「おはようございます」「今日もよろしくお願いします」、退勤時であれば「お疲れ様です」「今日もありがとうございました」など。何か指導された際の「ありがとうございます」も忘れてはいけません。

中には挨拶が苦手な方もいらっしゃるかも知れませんが、保育士としてやっていくならこれは正直避けては通れないところです。頑張りましょう。難しいことではありません、今まで「あまり挨拶できてなかったな」という方でも明日からやろうと思えばできることです。

保育士1年目はまずは挨拶。これを念頭に入れて日々過ごしましょう。

掃除などの少し面倒でもできることならば率先して行う

自分の手が空いている時、上司や先輩が掃除をしていたらどうしますか?「手伝いましょうか?」「代わります!」これらの一言だけで良いのです。自分でもできることであれば多少面倒なことでも率先して行う姿勢でいましょう。

逆にそういう場面を目にしておきながらスルーしていると、評判が悪くなってしまいます。保育士1年目はまだできることが限られています。与えられる仕事の量もまだ少ないです。ならば自分のできることは積極的に行うべきです。そうすることで「やる気あるな」と周囲に思われます。

掃除に限らず、花壇の水やり、園庭の整備、ミーティングの記録など探せば「1年目でもできる仕事」はいくらでも見つかるはずです。日々の保育でいっぱいいっぱいになることもあると思いますが、「何かできることはないかな?」とアンテナを張っていきましょう。もちろん、できないことまで引き受けてはいけません。あくまでも「できること」を率先して行いましょう。

時間に遅れない

これも社会人としては当たり前の姿勢になりますが、保育士1年目はとにかく「時間に遅れない」「むしろ少し早く」行動することが求められます。

出勤してすぐミーティングがある保育園もあれば、まずは保育に入る保育園もあると思います。いずれにせよ時間ギリギリになってしまうのは印象が悪いです。目安としては周りより3分でも5分でもいいので早く来るのが良いでしょう。ここでポイントとなるのは「周りより」という点です。なぜなら習慣的に早く集まることが暗黙のルールになっている保育園もあるからです。

「時間に遅れる」は論外ですが、「時間にギリギリ」もあまり良くないです。逆に言えば少し早いだけでOKなのです。もちろん朝に関しては通勤の電車やバスの都合もあるので難しい場合もあるかもしれません。3分はやめるために家を20分早く出なくてはならない場合もあるでしょう。あまりに時間が変わってしまうのであれば無理は禁物ですが、少しの努力でできることであればやって損はないです。

保育士1年目は園での自分の居場所作りに大切な期間

私が思う、保育士1年目が心がけたいことは上記の通り「挨拶」「何でもやろうとする」「時間」の3点です。それぞれ必ず「周りの職員からの評判」の話を絡めて書きました。これには理由があります。

保育士が悩むこと、それは職員間の人間関係である場合が多いからです。保育士1年目の新人には、まだ何も人間関係の土台がありません。そして1日や2日ではできることでもありません。挨拶をしっかりして、やる気のある姿勢を見せて、少しずつ築いていくものです。今後保育士を続けていく上で、周りとの関係が悪い中続けていくことができますか?私はこれまでの保育士経験の中で、最初の姿勢で躓いて辞めていった人を何人も見てきました。

一方で今回私が書いた記事の内容は、決して難しい内容ではなかったと思います。「できないことをやれ」とは言っていません。あくまで「できることをやれ」という話です。

そしてそれができれば、周りとの関係が悪くなることは少ないはずです。園での自分の居場所は自分で作ることができるのです。

居場所ができれば、人間関係で悩むことは減ります。保育士1年目はそのための大切な期間です。

まとめ

今回は保育士1年目に心がけたいことをまとめました。その内容は全て、周りの職員との関係性に影響してきます。そしてそれは自分の保育園での居場所作りになります。

居場所ができれば、働きやすくもなり目の前の「保育」により集中できるはずです。大変なことも多いと思いますが、まずは今回書いたことを参考に積極的に動いてみてください。

最後までご覧くださりありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました