捨てられた男性保育士 第3話「スパルタで育てられる若手」

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前回までのあらすじ

これはある男性保育士の物語です。20歳前後にして浪人、ニート、フリーターと苦労を重ねた僕ははまっこふれあいスクールでのアルバイトをきっかけに一念発起、保育士になるのだった。
新人研修で手応えを感じ、いよいよ正式に保育士に。意気揚々と4月を迎えたが・・・。

捨てられた男性保育士第3話です。いよいよ正式に保育士としての生活が始まりました。
しかし前途多難。子どもとの信頼関係の形成はある意味一番大事で、なのに新人だろうが何だろうができるだけ早く、築き上げなくてはなりません。

色々な子がいるので僕もまあ苦労しました。
でもマンガ内で描いている通り、AちゃんもHくんもいまだに年賀状をくれるなど、色々ぶつかりもしたけど結果的にはそれも経験であり、良かったのだと今となっては思います。

僕の新人時代はもう15年以上も前ですが、その頃スパルタによって育てられた保育士が多いのではと思います。スパルタと言っても殴られたりするわけではないですが、具体的には「細々と教えない、見て覚えろ」とか「新人にはハードルが高い仕事も平然と振ってくる」などでしょうか。

そしてスパルタで育てられた世代が今後輩を指導する側になってやはりスパルタで教えてしまっているのではとも思います。かく言う僕も、無意識に厳しく後輩に接していたかも知れません。

スパルタで育てられた若手には3つの未来が待っていると思います。一つは順調に成長し自信をつけ、先輩たちに認められる未来。二つ目はスパルタに耐え切れず保育士を断念してしまう未来。三つ目は全く育たず、スパルタからもはやいじめに近いようなものを受けてしまう未来。

結論を言うと保育士続けるには気持ちの強さがないと無理。でもこれってどうなの~~~!?

またどこかで詳しく掘り下げたマンガか文章を書きたいのですが、これが根本的な保育士不足の原因なのではないでしょうか。

それともう一方、スパルタはまだ「自信をつけられれば認められる」ので必ずしも悪いこととは言い切れませんが、明らかに「職場の人間関係を悪くする勢」みたいな保育士、僕はたくさん見てきましたがどうでしょう、いませんか?

給料が安い、仕事が多い、責任が重すぎる、たしかにこれらも保育士不足の原因ですが、こういう「人間関係により働きにくい職場が多すぎる」のが一番だと思います。

おっと、ヒートアップしすぎて色々書き過ぎました。マンガのネタバレになってはいけないので今回はここまでにいたします。

今回も最後までご覧くださりありがとうございました!
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